高気密住宅の天敵と言われる「結露」は家の外と中の温度差により発生します。
近年はサッシの高性能化が進み、窓ガラスに水滴が浮くといった事は起こりにくくなってはいるものの、結露は壁の中でも発生します。
特に熊本の夏場は気温だけでなく、湿度がとても高い為エアコンの効いた室内と高温多湿な室外で温度差、湿度差が大きくなる為、壁の中で結露が発生しやすくなってしまいます。壁体内結露は発見が難しいため、家を支える柱などがいつの間にか腐れてしまう事もあります。
セルローズファイバーは天然の調湿効果を有する断熱材である為、湿度が上がるとそれを蓄え、乾燥すると放出する「呼吸する断熱材」とも言われています。

濡れた靴に新聞紙を丸めて詰めて乾かした事や、冬に水を入れたコップを置いて眠った事はありませんか？季節ごとに気温だけではなく、湿度が大きく変化する日本の家で快適に過ごすには、湿度のコントロールはとても重要です。セルローズファイバーは、湿気の多い夏場は吸湿し、冬場の乾燥時には放湿するので、夏型・冬型結露の両方に対応出来るので、室温だけでは分からない快適な環境を生み出します。